数の概念
数の概念は広がります。
データ化されるものは、すべて広い意味で数と考えることができます。
ありとあらゆる物がコード化できて、数として取り扱うことが可能となり、その原理はコンピュータの基礎原理となって応用されています。
コンピュータの内部ではありとあらゆるものが数値化されています。
例えば、色や文字ですが番号がつけられており(コード化)、管理されています。
数値化することでいろいろと管理がしやすくなっていることは、コンピュータ社会の中で生活していれば、いやでも理解できるのではないでしょうか。
なんでもかんでも数として取り扱えば便利なことはわかっていると思いますが、それではなにが便利なのでしょうか。
数値化することでなぜ管理しやすくなるのでしょうか。
それは、数が二つの大きな性質をもっているからです。
数は演算ができる。
数は比較することができる
私の考える数の特徴は、この2点です。
比較も演算の一種として捉えることもできますが、別々に考えた方が取り扱いと考え2つに分けました。
逆に、この2点の性質をもつものは、数として取り扱えます。
つまり、演算と比較があれば、そこから新しい数の概念が広がります。
数の本質を追求する事とは
この世界、宇宙にはいろいろな物質から構成されています。
身の回りをみても、いろいろな素材、成分から物質が構成され、いろいろな特徴を出しています。
しかし、物理や化学で学んだように、物質を細かく細かく分解していくと、分子や原子の集まりで物質ができていることがわかっています。
さらに、その原子や分子も、さらにその構造を調べていくと、何種類かの素粒子で構成されていることがわかっています。
これと同じように、数の概念も広くしていくことができる一方、その数の性質を追求していくと、なにか物質の素粒子に相当する概念があるであろう。
それを追求していくことが本質を調べるという事です。
有理数という数がありますが、有理数は2つの整数の組で表すことができますから、有理数の本質は、整数の本質を含んでいると考えることができます。
コメント
[…] 詳しくは、数とは何か を参照してください。 […]
≪…数の性質を追求…≫の風景は、5冊の絵本で・・・
絵本「こんとん」
絵本「みどりのトカゲとあかいながしかく」
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